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2009年03月28日

選挙カーから思うこと

うるさいです



選挙カーのスピードは、10キロから30キロくらいか?
これで誰に何を伝えようとしているのか?


どんなに遅くとも、家にいる人や歩行者が「言葉として」聴こえるのは10秒程度だろう。
そうなると、名前の連呼、キャッチフレーズくらい。

それなら、ポスターや選挙公報で十分。
もっとも、ポスターや選挙公報すら、全くものたらない。

1 目指す目標(=北極星)は何か?
2 そのためにまず具体的に何をやろうというのか?

最低限必要な2つすら、満たされていない候補者がほとんどだ。

だからといって、投票に行かない人が増えれば、ますます政治は変わらない。

以前、静岡市が政令指定都市になったばかりの頃に、選挙に詳しい大学教授に話した提案がある。

政令指定都市の議員選挙においては、地域バランスを保つことや顔の見える選挙にするため、区割り方式が採用されている。
しかし、旧静岡市の場合、清水市との合併前と比べて、選挙区は小さくなっている。例えば、地元区に公共施設を引っ張ったなどの成果と言えない結果や、地元企業や団体との癒着、これらによる投票率の低下、そして政令指定都市になったことでの反一体化になっているのではと考えている。また、投票直前には選挙カーによる名前の連呼など、地域をよくすることには意味のない選挙活動がまだまだ行われいる。

そこで、前回当選した「区」からは次回は立候補できなくしたらいいのではないかと考えている。こうすれば、多選には別の区の有権者からの評価が必要になり、今以上に、安倍川の水源のことを考えた駿河区の議員、清水駅前を考える葵区の議員などを選ぶことができる。また立候補者は、自分の選挙区のことだけを考えるわけにはいかなくなり、静岡市全体から世界を見る視野が必要になると考える。

しかし、ある大学教授に提案したが、現行の公職選挙法上では、「被選挙権の制限になる」ため、こういった強制はできないそうだ。

そこで、さらに提案するのが、自主宣言である。

「私は当選したら、次回は別の区から立候補します。」と宣言する候補者が現れないかと願っている。
さらに、3期で3区制覇し、その評価として4期へと続く議員が、流れを変えていくのではないかと考えている。


名前やキャッチフレーズのみ連呼する選挙カーは、もうこれが最後にしたいものである。


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Posted by ろくさん  at 15:33 │Comments(0)■編集長のズバッと提案

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