CATEGORY:地域活動記者のわくわく取材録

2022年08月17日

BRTは赤字鉄道を救えるか?

三陸のBRT(Bus Rapid Transit:バス高速輸送システム)が便利すぎて、採算の取れない鉄道は一考の価値ありと考える。 

所用で大船渡に行くことになり、せっかくなので、陸前高田と気仙沼を回ろうとBRTを使ったが、鉄道とバスのいいトコ取りをしていて、すっかり使いまくってしまった。
三陸のBRTは、津波で線路が流され、町の形も変わった地区で、早い復旧から導入されたとのことだが、以下のメリットがあると考える。

1 コスト削減
線路不要で、旧路線にアスファルトを敷いて専用道路にして、通常のバスを走らせることで運用できる。
2利便性、柔軟性向上
経路変更、折り返し運行、本数増加、駅を増やすことができる。本数は実際3倍になったとのこと。
3定時性
鉄道路線を走る時は専用道路なので、路線バスほど遅れない。各駅には次のバスの位置や到着時刻が表示され、スマホでも見られる。

生活の多様化や人口減によって、鉄道利用が減った地域がある。採算がとれないことと運行本数の減少のマイナスループが止まらない。税金の導入だけではますます苦しくなるだろう。一方、バスは定時性の面のデメリットが大きく、バスの損益分岐点と言われる平均乗車密度(=全区間で10人)を維持するのは難しい。
そこで、BRTである。本数を増加させ、平均乗車密度を全区間で10人に近づけられるかがポイントだろう。
採算の取れない鉄道は、観光・文化戦略とともに検討すべき選択肢だと考える。
BRTは赤字鉄道を救えるか?
BRTは赤字鉄道を救えるか?





陸前高田、大船渡、気仙沼、復興の今。
海岸から、高い堤防、巨大な水門、広大な平地、おしゃれな店が並ぶ街。

#元に戻すのではない
#次の未来へ
#入江は波がなくて津波は想像できない
#過去の教訓は生きた
#それでもなお
#遺構を見る価値
#伝承ロード
#魚市場の屋上に避難
#津波が屋上まで来るかもという恐怖
#同じ場所で想像してみた
BRTは赤字鉄道を救えるか?
BRTは赤字鉄道を救えるか?
BRTは赤字鉄道を救えるか?
BRTは赤字鉄道を救えるか?
BRTは赤字鉄道を救えるか?




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Posted by ろくさん  at 14:57 │Comments(0)地域活動記者のわくわく取材録

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