CATEGORY:■編集長のズバッと提案
2008年09月06日
七ぶら映画館への提案

街中の映画館が苦しんでいる。静岡市の七間町通り(通称:七ぶらシネマ通り)にある静岡東映劇場が今月12日に閉館することになった。 (9月6日静岡新聞朝刊)
13日からは映画館運営の「静活」が引き継ぐそうだが、私はシネマコンプレックス(複合映画館)の台頭以上に、レンタルDVDに流れていると感じている。その証拠に、DMMやTSUTAYAや楽天が宅配レンタルを始め、どこもその会員数を伸ばしているからである。たしかに、出かける必要がなく、自宅で好きなように見られる上に、「ネットで予約、自宅で受け取り、観たらポストに返却」で月2枚×2回で1000円弱という相場は大きな魅力である。
もちろん映画館も、高校生3人で1人無料、レディースデー、カップルデーや各種クーポンの発行などの値引き策で努力してきたと思う。しかし、値引きで集めた顧客はさらなる値引きに流れ、利益を減らすことになる他、おすすめできない。
そこで、私が考える提案は、
託児サービスである。
現在、行政等の依頼を受けて、イベント会場内に託児スペースを設けて、一時保育をしている団体がある。年間の依頼件数は多いものの、急な依頼だったり、金銭面で折り合いがつかないなど、安定的な収入が確保できていないそうである。
一方、歯医者や美容室の一部では、託児サービスを行っているところもある。これらのように、一定の場所で定期的に一時保育ができると、安定的な収入の他に、スタッフも集めやすく、資質向上などを図りやすくなると考える。しかし、スペース面のほか、顧客増加分を見込んでも新たな支出を補うことは難しく、一方で料金を上げにくいとなると、容易には開拓営業をすすめられない。
そのような中で、最も参入しやすいのが、映画館ではないかと考えている。映画館は形態上、支出はほぼ一定で、収入は顧客の数で決まるから、増えた顧客数×料金がそのまんま収益増加分と言える。また、ターゲットのニーズでもある平日の昼間等の集客は特に増やしたい意向があるはずである。しかも、余裕スペースがあること、時間が上映時間と一定であるから預かりやすいことなど様々な条件面からも適していると考える。
具体的には、平日の日中、通常の料金に上乗せなし・予約制で、上映時間中の託児を行う。映画館は一時保育を行う団体に委託料を支払う。一時保育を行う団体は、上映時間に合わせて、準備する。最初は実験的に行ったり、利用者層に人気のある映画に絞れば、宣伝効果も上がるし、さらにリスクを減らすことができるだろう。映画館にとっては新規顧客開拓、子連れの親にとっては映画に行きやすくなる、一時保育を行う団体にとっては安定収入に加え、会員の人材育成の場にも活用しやすい。将来は、他の映画館の顧客も受け入れたり、プラス料金で上映時間を超えた一時預かりも可能とできるだろう。
まさに、客を増やしたい映画館、今まで映画に行きたくても行けなかった子連れパパママ、安定収入とメンバーを育成したかった託児サービス団体ともにwin-win-winの関係ができるのである。
現在、行政等の依頼を受けて、イベント会場内に託児スペースを設けて、一時保育をしている団体がある。年間の依頼件数は多いものの、急な依頼だったり、金銭面で折り合いがつかないなど、安定的な収入が確保できていないそうである。
一方、歯医者や美容室の一部では、託児サービスを行っているところもある。これらのように、一定の場所で定期的に一時保育ができると、安定的な収入の他に、スタッフも集めやすく、資質向上などを図りやすくなると考える。しかし、スペース面のほか、顧客増加分を見込んでも新たな支出を補うことは難しく、一方で料金を上げにくいとなると、容易には開拓営業をすすめられない。
そのような中で、最も参入しやすいのが、映画館ではないかと考えている。映画館は形態上、支出はほぼ一定で、収入は顧客の数で決まるから、増えた顧客数×料金がそのまんま収益増加分と言える。また、ターゲットのニーズでもある平日の昼間等の集客は特に増やしたい意向があるはずである。しかも、余裕スペースがあること、時間が上映時間と一定であるから預かりやすいことなど様々な条件面からも適していると考える。
具体的には、平日の日中、通常の料金に上乗せなし・予約制で、上映時間中の託児を行う。映画館は一時保育を行う団体に委託料を支払う。一時保育を行う団体は、上映時間に合わせて、準備する。最初は実験的に行ったり、利用者層に人気のある映画に絞れば、宣伝効果も上がるし、さらにリスクを減らすことができるだろう。映画館にとっては新規顧客開拓、子連れの親にとっては映画に行きやすくなる、一時保育を行う団体にとっては安定収入に加え、会員の人材育成の場にも活用しやすい。将来は、他の映画館の顧客も受け入れたり、プラス料金で上映時間を超えた一時預かりも可能とできるだろう。
まさに、客を増やしたい映画館、今まで映画に行きたくても行けなかった子連れパパママ、安定収入とメンバーを育成したかった託児サービス団体ともにwin-win-winの関係ができるのである。
私は映画はDVDではなく、映画館で見ます。
子どもがいるから映画館に見に行けなくなると諦めるなんて、
残念なことです。
映画を見ている間は日常から離れる時間。
子育てパパもママもたまには息抜きしたいのが、本音。
短時間、わざわざ託児所に預けに行かなくても、
映画館に併設されているとしたら、かなり魅力的だと思いますよ!!
夫婦2人の時間も作れて夫婦の仲も深まりそう♪
私が最後に映画館で映画を見たのは、長男が生後3ヶ月の頃、母が預かっててくれた時です。
それ以来映画館へ行っていないから・・・、かれこれ9年も経ってしまいましたf ^_^;
やっぱり、子育て真っ最中の人でもたまには臨場感あふれる映画館で観てみたいな♪、と思うものです。
やはり、この子育てパパママのニーズは潜在していそうですね。
託児サービス団体のスタッフ育成ニーズも、気がつかなかったのですが、こうした地域情報をつなぐことで、意外な解決策が見つかるように感じます。