CATEGORY:本業延長記者のバリバリ取材録

2014年04月08日

大学職員振り返り(学生交流・中編)

大学職員振り返り(学生交流・中編)

県庁から人事交流で大学職員として勤務した5年間のうち、3年目と4年目を振り返る。書き込んだ手帳5冊とこのブログの過去ログとあいまいな記憶から、自分への備忘録として。

■3年目(大きなリターン)
学生との距離感もわかり、キャンパス内で知っている学生に会えば声をかけるようにした。さらに、この大学には社会貢献系サークルが15あり、それらを支援するサークルまであることが特徴であることに気づき、次々に声をかけた。特にサークルのDREAM SEEDSとPOCがコラボして企画した「てらこやFACOM~初めてのファシリテーション~」では、自分にとってのファシリテーションは、「1人1人を大事に思うこと」と感じた。これらを通じて得た情報は、高校教員対象の大学説明会でPRに活用するなど、本業への大きな効果になって返ってきた。

また、進学相談会や大学見学では参加する在学生が常連になり、経営情報学部の一部の学生たちは「学生広報プロジェクト」を自主結成して見学ツアー勉強会を開くなど想定外の展開となった。

一方、国保オープンゼミは11回まで毎回出席し、学食改善など身近な課題解決に挑戦する学生たちを見ていて、自分も何かやりたくなってきた。そんな動機も加わって、実現に向けて調整役を買って出たのが「草薙コラボ物語 第2幕 スパイシー編」である。

学生との関わりから、大きな効果、新たな展開、自分の行動への変化へとつながっていった。

■4年目(広がりと実現)
浜松市の中学生リーダー研修では文芸大のSさん、焼津地域活性化プランコンテストでは金沢大のIくんや慶応SFCのNくん、そして静岡大学のAくんなど、県立大以外の学生たちとのつながりができ、それぞれ広がりができていった。

また、国保ゼミからフューチャーセンターが始まり、オープンキャンパスや入学手続き時の歓迎企画など学生参画をアジェンダとして、参加者から多様な意見を集められた。その結果、オープンキャンパスで社会貢献系の4サークルがワークショップなど高校生参加企画を開催し、入学手続き時に大学見学ツアーや学生生活相談等の学生企画が実現した。

県立大学以外の学生とつながり、そこで県立大生の話題が出るなど広がっていった。進学相談や大学見学だけでなく、ワークショップなどのプログラム形式の学生企画を実現することができた。

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Posted by ろくさん  at 23:51 │Comments(0)本業延長記者のバリバリ取材録

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