CATEGORY:地域活動記者のわくわく取材録
2010年05月24日
まちづくりのタネ7:障害のある方もというイベント

「2007年ユニバーサル技能五輪国際大会」の大会メッセージは、以下のとおり。
「技能五輪国際大会」と「国際アビリンピック」の2大会同時開催を通じて、障害の有無にかかわらず個々人を輝かせ、ひいては社会に輝きをもたらす技能に感謝するムーブメントを創りだし、その素晴らしさを日本から世界へと発信することにより、新しい社会の実現をめざします。
そして、それを応援するために コンサート が開かれた。
そこでほんの思いつきから私が、主催者であるメディア系事業団の担当に直接提案したのが、
コンサートから最も遠い位置にいそうな 聴覚に障害のある方をイメージし、
骨伝導ヘッドフォンを大量に貸し出しすることにより
「耳の聴こえない方(内耳に原因がある方?)も感じられるコンサート」とすることである。
もし加藤登紀子さんの名曲「百万本のバラ」を骨伝導で聴けたらどうなるかと思うと、
なんかわくわくしてくる。平日の夕方でもそんな機会ないと思えば遠くからかけつけるんじゃないか。
マスコミ的にも 「目の見えない方が弾くピアノで、加藤登紀子さんが唄い、耳の聴こえない方も感じられる」
とすれば、アビリンピックの趣旨に合うストーリーになる。
また、こだわりポイントとしては、
1 「骨伝導ヘッドフォンを貸し出すので試してみませんか」というスタンス
骨伝導ヘッドフォンが有効なのは一部。でも聴覚に障害のある全ての方の音楽にこだわって手話通訳や字幕等にこだわるよりも、自分でこれなら楽しめるかもと思って、参加を選べる方法とする。 だって、歌詞だけわかってもメロディーやリズムにのせると全然違うからね~。
2 「聴覚障害者のための」というより、「聴覚障害者(の一部)も聴ける」とする
実際は誰でも骨伝導で聴ける端末を貸し出して(数があれば)、同じように聴くというのがいい。聴くというより体で振動を感じるというイメージ。
3 「顧客志向のコンサート」とする
「ピアノを弾く人」とか「ねむの木学園」といった舞台側がどうこうではなく、来てくれるお客さん側にどんなサービスができるかといった発想である。
しかし、この提案は実現できなかった。その理由は問うまい。
その代わりというわけではないが、障害関連団体、人工内耳をつけている方他、多くの友人、知人から多くの情報とエールをいただいた。
そんな方たちに感謝を込め、また、どこかで実現展開されるための可能性を少しでも広げるためのヒントとして、ここに公開することとした。
関連情報
骨伝導ヘッドフォンを大量に貸し出しすることにより
「耳の聴こえない方(内耳に原因がある方?)も感じられるコンサート」とすることである。
もし加藤登紀子さんの名曲「百万本のバラ」を骨伝導で聴けたらどうなるかと思うと、
なんかわくわくしてくる。平日の夕方でもそんな機会ないと思えば遠くからかけつけるんじゃないか。
マスコミ的にも 「目の見えない方が弾くピアノで、加藤登紀子さんが唄い、耳の聴こえない方も感じられる」
とすれば、アビリンピックの趣旨に合うストーリーになる。
また、こだわりポイントとしては、
1 「骨伝導ヘッドフォンを貸し出すので試してみませんか」というスタンス
骨伝導ヘッドフォンが有効なのは一部。でも聴覚に障害のある全ての方の音楽にこだわって手話通訳や字幕等にこだわるよりも、自分でこれなら楽しめるかもと思って、参加を選べる方法とする。 だって、歌詞だけわかってもメロディーやリズムにのせると全然違うからね~。
2 「聴覚障害者のための」というより、「聴覚障害者(の一部)も聴ける」とする
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3 「顧客志向のコンサート」とする
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