CATEGORY:本業延長記者のバリバリ取材録
2009年01月14日
自分に指を向けること

麻生総理が景気対策として打ち出し、政府が進めようとしている定額給付金については、評論家から愚作であるといわれたり、世論調査で「国民の4分の3が好ましくない」と言われている。
もちろん、私もその1人であるが、このブログでは、批判だけでなく代案を書いてきた。
しかし、知人から、こんな情報を紹介された。
佐賀県の古川知事が、昨年11月に
「景気浮揚につながるよう県民に呼び掛けるとともに、市町村の声を国に届けるのも県の仕事。英知を集めたい」
と佐賀県庁で開かれた定額給付金実施活用支援会議で県幹部を前に強調されたそうである。 (08/11/29 毎日新聞参照)
これは、ただ批判をするのではなく、どうにもならないことはひとまず置いておいても、自分ができることをするというスタンスである。これはリーダーにとって必要な資質であると感じている。古川知事は、与えられた政策を自分ができうる範囲の中で最大限に活用する、おそらく時間がない中での決定・実行であるからこそ、先手を打とうではないかという発想だろう。
また、先日、退任を発表した臼杵市(大分県)の後藤市長は、幸夢員(こうむいん)通信(=市長から職員へ発行されたメッセージ) の中でこう語っている。
「私の正式な任期は2月5日までですが、市長選挙投票日翌日の1月19日に退職日を繰り上げる退職願を議長に提出します。新市長の下での予算編成機関を確保したいからです。」
これも同様の発想であると考えられる。(納得のいかない退任ではないと思いますが)
さて、自分を振り返って、 「批判だけでなく、提案を。提案したらその一翼を。」 というスタイルでは足らないのではないかと気づいた。
それは、仕事など組織の中で、提案がかなわなかった場合である。
その場合、納得のいかない方法であっても、それを受け入れ、
その枠の中で最善を目指す選択もあるということを肝に銘じたい。
もちろん、どうしても受け入れられない場合など徹底的に戦う場面も必要だろう。
しかし、2人のリーダーの言葉を知り、こういう切り替えの選択肢も必要だろうと考えているのである。
その場合、納得のいかない方法であっても、それを受け入れ、
その枠の中で最善を目指す選択もあるということを肝に銘じたい。
もちろん、どうしても受け入れられない場合など徹底的に戦う場面も必要だろう。
しかし、2人のリーダーの言葉を知り、こういう切り替えの選択肢も必要だろうと考えているのである。
あの頃とは変わったイマドキの大学事情
2017お仕事振り返り3「長く仕事をする腹積もり」
2017お仕事振り返り2「0を1にする仕事」
2017お仕事振り返り1「理想の追求」
静岡大学FC「大学職員の可能性を探る」
異動は受け身でしかないが、キャリアは自分でつくる
2017お仕事振り返り3「長く仕事をする腹積もり」
2017お仕事振り返り2「0を1にする仕事」
2017お仕事振り返り1「理想の追求」
静岡大学FC「大学職員の可能性を探る」
異動は受け身でしかないが、キャリアは自分でつくる
納得のいかない方法であっても、それを受け入れ、その枠の中で最善を目指す選択もあるということを肝に銘じたい。
ろんさんらしい言葉だね。
これができるところがろくさんの人柄、魅力に繋がってるんだろうね。
僕は渡辺元行革相タイプかな。ははは。
提案が受け入れられないなら、組織を飛び出して、新しい動きを作り出そうと。
この社会で何かを作り出すには、現実的な対応も大事ですよね。
何かがないからできないと言っていては、結局なんにも始まらない。
今ある材料で、ともかく最善のものを作り出していくことを考える。
ボクはそんな感じで、取り組んで行きたいなと思います。
いやー、これがなかなかできてないんだ。
ついつい後回しにしたり、中途半端な完成度にして、かえって悪い方向にしたこともあるよ。
>ひろくまさん
今ある材料で、ともかく最善のものを作り出していく
まちづくりは、ないものねだりより、こういう割り切り方から、新しい発見をすることもあるからね。