CATEGORY:本業延長記者のバリバリ取材録
2008年07月20日
ワークライフバランスとは

「働くこと」については、何度か以前のブログで書いてきたが、最近うちの職場で始まったのが、毎月第3金曜日のワークライフバランス推進デー。ここ1年くらい、よく耳にする言葉だが、調べてみたら様々な思惑が交錯しているように感じたので、ここに紹介する。
まず、辞書では、「労働者が高い意欲を持って心身とも充実した状態で働き、仕事の成果を十分に発揮していけるようにするために、「仕事と私生活との両立」を重要視する考え方。」である。
次に、国の少子化対策としては、年金や医療などの社会保障制度を成り立たせるためには、女性や高齢者の雇用を増やしたり、子どもを増やすことが必要で、そのためには長時間労働の実態から、生活にあった多様な働き方ができる社会にするという意味があるとのことだ。
また、(株)ワーク・ライフバランス社の小室淑恵社長は、「ライフ(プライベート)を充実させることで、ワーク(仕事)の効率や成果がアップし、そのことでまたライフが潤っていく好循環を生み出す」と言っている。
さらに、小室さんは、男性の立場からの意義として、「長時間労働から精神的肉体的ストレスを増やし、家族との時間を奪い、母親の育児を孤立させている現状から、男性を救うものになる」とも述べている。
たしかに残業というと、これまで「たくさん働いている=美徳」とされてきたが、「残業代や光熱費が増えていること」の他、「健康被害、家族の負担増、地域社会の担い手の喪失等」のマイナス影響が大きい。これを大いに見直す必要がある。このことが自分なりに考えたワークライフバランスの意義である。
さて、ワークライフバランス推進デー初日、我が職場では、残業を極力しないようにという指示が出た。それだけではもったいないという気持ちと、ちょうどいいタイミングで大切な友人からの依頼があり、当日、国会議員との座談会(テーマは「働く」。ワークライフバランスを含む)を開くことができた。テーマに関心がありそうな職場友人等7人との座談会の様子は、次回報告しよう。
あの頃とは変わったイマドキの大学事情
2017お仕事振り返り3「長く仕事をする腹積もり」
2017お仕事振り返り2「0を1にする仕事」
2017お仕事振り返り1「理想の追求」
静岡大学FC「大学職員の可能性を探る」
異動は受け身でしかないが、キャリアは自分でつくる
2017お仕事振り返り3「長く仕事をする腹積もり」
2017お仕事振り返り2「0を1にする仕事」
2017お仕事振り返り1「理想の追求」
静岡大学FC「大学職員の可能性を探る」
異動は受け身でしかないが、キャリアは自分でつくる