CATEGORY:本業延長記者のバリバリ取材録
2008年05月04日
トラブル後の手順に注意

危機管理という言葉が当たり前になった今、思いがけない失敗、トラブルや事故はすぐに公表することが当たり前になっている。そこではすぐに、「責任はどこにあるのか?」「誰が悪いのか?」といった犯人探し=責任追及に注目が集まる。
しかし、私はそこには間違えてはならない順序があると考える。責任追及よりも前にしなければならないことがあるし、それによっては責任の所在まで変わると考えるからである。それは以下の手順である。
1 問題の除去:被害拡大を抑える、応急処置をする
2 原因の追究:被害者も含めて問題の全体像を、時間軸と空間軸から明らかにする
さて、暫定税率ガソリン問題、食品の偽造表示、消えた年金問題など、責任追及はしていても、原因を徹底的に究明できたのか。無関心な人任せ、顧客側の無謀な要求はなかったのか。天下り人事への迎合はなかったか。問題の構造を明らかにした上で、原因を広く深く追究しなければ、責任の真の所在はわからない。そして再び同じことが起こりうると考えるのである。
2 原因の追究:被害者も含めて問題の全体像を、時間軸と空間軸から明らかにする
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