CATEGORY:本業延長記者のバリバリ取材録

2010年10月07日

大学でたら大学職員になりたいって!?

定時に帰宅したい


先月のアエラ(9月12日号)にこんな記事があった。
大学職員になりたい
ブランド力向上に貢献、数千人応募の狭き門
である。

>大学職員の人気がすごいことになっている。
>10年の専任職員募集には、新卒・既卒合わせると、慶應義塾大で約2400人、
>関西大学では1007人が応募した。
>採用数は数人から多くても20人程度が大半で、小規模校でも数百倍の倍率はざらだ。


就職難の中で、かつ採用が少ないのに、すごい数字である。
ハローワークや派遣でも大学にて短期の仕事を見かけるが、人気が高いらしい。
なぜなんだろう?

>人気の理由は、高収入と安定性だーー。
>平均年齢40.7歳で、平均給与971.2万円(○○大)
>有給休暇を足して2~3週間の夏休みが取れる大学もある
>午後5時には仕事は終わりますから・・・。


なぬー。(ノ`△´)ノ
これはごく一部の有名私立大学だけだよ~、きっと。
国公立なら、平均給与は0.7掛けくらいかなあ。
私の周囲は特に仕事が増えているので、なかなか休みもとれないんだよね(^^;;;。
AERAさんの調査が甘いというか、一部を見てるように思うなあ。
だとすると、こういう実態とかけ離れた大学にとっては迷惑だろうなあ・・・。

しかし、なんといっても気になるのは、

その人気の理由。

高収入・安定性・勤務時間や休暇だけ
を目的に大学職員になる人が多いのかなあ。

今、少子化や学力低下など様々な問題を抱えている大学に、
改革のエネルギーと対極の職員がどんどん採用されれば、
大学はお先まっくらだよ。

私の場合、最近は、小手先の効率化ではまわらないので、
5年以上先を見つめて、仕事の組み立てをざっくり変えているところだけど、
学生と接するときは、さらにそのエネルギーを見せようと思っている。

大学職員は、就職活動前の学生にとって、最初にかつ身近に接する社会人だからね。
改革のエネルギーいっぱいの学生が、大学職員になってくれるといいからね。


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Posted by ろくさん  at 06:03 │Comments(0)本業延長記者のバリバリ取材録

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