この指とまれ組織の前のカベ

土曜日の「社会起業支援サミット2009 in 静岡」まで、あとわずか。
スタッフは事前の準備に追われながらも、静岡新聞に掲載され、士気が上がったことだろう。雑音も入ってくるだろうが、このまま走りきってくれればと思う。
1つの目標にいろんな組織から集まったメンバーは、強さと弱さをあわせもつものだから、こうした勢いは後押しになるだろう。
そんな時に思い出すのが、3年前に富士宮で企画した「いただきます検定」である。マスコミ報道が続いた頃、組織内部で以下の2つの火種が生まれたのだ。
1 問題の集まりが悪いので、事業は失敗ではないか?
2 来年以降も続けるか?
1は、自主組織は少しつまづいた時、評論家になって、あれが悪いなどと批判しがちになることである。批判は歓迎だが、じゃあ自分だったらどうするのか、そして具体的に行動を起こせるかどうかが大事である。
2は、目前に迫ったイベントに少し無理して頑張って走っているのに、「そこはゴールじゃないよね、来年はどういうふうにやるの?」と言われ、一部メンバーの気持ちが離れそうになったことである。理想を掲げるだけでなく、自分の気持ちとちゃんと向き合うことが大事である。
これら2つのカベと、それを乗り越えた話は上記リンク先をご覧ください。
2009年07月23日 Posted by ろくさん at 22:13 │Comments(2) │TrackBack(0) │地域活動記者のわくわく取材録
4年前も静岡大学から始まった

今週25日の「社会起業支援サミット2009 in 静岡」を応援している。
実は4年前にあった動きに似ているので、ここで紹介しよう。
4年前、静岡大学の大学院生を中心に社会貢献の非営利組織を作りたいとの相談を受けていた。代表のS君は、クローン病という難病にかかっており、そのセルフサポート活動もしたいとのことだった。
そんな彼に協力してもらって企画したのが、
富士宮あの手この手でカベ越えてシンポジウムである。
今回の「社会起業支援サミット2009 in 静岡」との共通点は、以下の3点。
1 先駆者リレートーク
(富士宮)県庁有志発おもてなしバッジプロジェクト、NPO法人ゆめ・まち・ねっと、NPO法人まちづくりトップランナー富士宮本舗
(静 岡)SOHOやNPO等の社会起業家
2 リレートークのこだわり
(富士宮)ただの成功事例ではなく、今まで、あまり語られなかった「カベ」やここだけはと押さえた「ツボ」にこだわりました。(7つのこだわり)
(静 岡)静岡県内の社会起業家が「背景の問題」「現在の活動」「今欲しい支援」について15分間語ります!
3 連続ブログで宣伝
(富士宮)開催40日前からメイキング裏話を毎日ブログ発信し、終了後の感想メールと反省等を10日間ブログ発信した。
(静 岡)スタッフが1週間前からリレー形式でブログ発信している。
さて、イベントは一過性で終わっては意味が少ない。
富士宮ではシンポジウム後、私は富士宮市役所職員等と市民協働食育検定「いただきます検定」を作っていった。
静岡大学の大学院生S君は、セルフサポート活動をビジネスプランコンテストで発表し、社会貢献の非営利組織としては、今も残る、あのフリーペーパーを創設した。そのフリーペーパーが、
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2009年07月22日 Posted by ろくさん at 06:49 │Comments(0) │TrackBack(0) │地域活動記者のわくわく取材録
社会起業支援サミットに参加したら・・・
今週25日の「社会起業支援サミット2009 in 静岡」に参加すると、何を感じてもらえるだろうか?
主催者達は、「きっかけ」になればとのことだが、 「すごいな、とても真似できないな」 と思われてしまわないだろうか。
たしかに発表者達の活動は尊敬に値する。そこに至る苦労の一部も聞いている。
ところが、それぞれがオンリーワンであり、単純に真似できるものではない。
しかも、リレートークという手法はともすれば熱い想いの連射砲になりがちで、聴くだけでお腹いっぱいになるかもしれない。
ここは、リレーのバトン(=つなぎ役)の腕の見せ所だろう。用意がなければ、次の発表者がコメントを入れてから自分の発表をするというのもいいだろう。社会起業家ならではの視点からのコメントは意義深いからだ。
ところで、私は、以下の社会起業家の3要素は、むしろ、身近な仕事の延長やオフタイムにこそ活用できると考えている。
1 絶対に実現させる意欲(失敗や反論にあきらめず、立ち向かうこと)
2 事業の仕掛け(労務を惜しまず、あの手この手を駆使すること)
3 本物のネットワーク(様々な相手と交渉して、気持ちを動かすこと)
自分の本業外活動は前回及び過去のブログ(上記リンク先)で述べたとおりであるが、前年踏襲の仕事をダイナミックに変えてやろうと思ったとき、自分らしい企画をつくってみようとした時には上記の3要素を意識している。
実際に、ID&V美術館構想やNPO・行政・企業の3者協働物語 『しずおかNPOの森』等での実績もあり、今も企てているものもある。
「社会起業支援サミット2009 in 静岡」に参加したら、各自が身近な活動の中で、何か1つ活用してもらえたらいいなあと思っている。
2009年07月21日 Posted by ろくさん at 06:03 │Comments(0) │TrackBack(0) │地域活動記者のわくわく取材録
社会起業家とビジネスプランコンテスト

7月25日(土)静岡県立大学で「社会起業支援サミット2009 in 静岡」が開催される。
主催は、静岡大学や県立大学の学生に社会人が加わった有志メンバーで、県内社会起業家による15分ずつのリレー・プレゼンテーション等を行うとのこと。 もちろん、イベントは序章にすぎないが、社会的課題の解決の動きが様々な形で生まれてくればうれしい。
リレー・プレゼンテーションのメンバーを見ると、SOHOしずおかビジネスプランコンテスト(ビジコン)の入賞者やNPOなど、知っているメンバーが多い。
SOHOの先駆者から、
「ビジネスを起こすには、自分が儲かるだけでなく、相手はもちろん、社会にも喜ばれるかが必要」
NPOの先駆者から
「NPO活動を続けるには、社会貢献の気持ちだけでなく、お金がまわる仕組みが必要」
との話をよく聞く。
SOHOとNPOは、一見、遠い存在でありながら、お互い近い位置を目指し始めているのではないかと考えている。
それが、 「社会起業家(ソーシャルアントレプレナー)」 という存在だろう。
(関連記事→SOHOはマル2つ、NPOは・・・)
今年も募集が始まったビジコンも第8回となったが、自分にとってこのビジコンは、社会起業家としての力試し であると同時に、 「こうなったらいいな」構想実現化に向けての臨界前核実験でもある。さらに、もう「社会貢献はもうからない」「公務員は経営感覚がない」とは言わせないぞという気持ちで勝負し、それなりの結果を残せたと思っている。
もちろん計画どおりに実現できているわけではないが、第4回で、優秀賞を受賞した「高認コージ」は、 「大検だいすけ」のまま、9年間計5600件の相談記録を無料で公開を始め、高校中退者等の少しでも役に立てればと思っている。第3回で審査員特別賞を受賞した「現物給付型民間介護保険コーディネート~介護保険の民営化」は、静岡県宅老所・グループホーム連絡協議会の記念講演を担当したり、イベントや広報で連携協力している。
さらに私のオフタイム社会起業家活動である 「おもてなしバッジ」 、 「いただきます検定」や「こどもとおでかけクチコミの森」も、実はビジコン挑戦のプロセスで得たノウハウを活かしている。
振り返ると、ビジコンには「自分の地域がこうなったらいいな」という思いを実現させるの必要な要素がたくさん含まれている と思う。応募すると考えがまとまり、2次面接で突っ込まれると弱点がわかり、2次通過者対象の診断士助言で再整理でき、発表準備で自分が変わり、発表で周りが変わる。もちろん、SOHOしずおかビジネスプランコンテストは社会起業家のためのものではない。しかし、このビジコンで評価されなければ、どんなにいい社会貢献も継続は難しいだろう。
社会貢献は継続が必要である。継続には、熱意とネットワークとビジネスモデル(お金がまわる仕組み)が必要である。
「社会起業支援サミット2009 in 静岡」では、そんな視点で参加してもらえればうれしい。
私のビジネスプランコンテスト入賞作品が気になる方は、つづきをどーぞ!
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2009年07月18日 Posted by ろくさん at 22:56 │Comments(0) │TrackBack(0) │地域活動記者のわくわく取材録
大学生の学力低下より心配なこと
大学フェア2009名古屋に来た。
大学受験生対象に100以上の大学がブース形式で相談を受け付ける他、面接対策セミナーや景品が当たる抽選が行われていた。モニターで各大学の紹介をしているブースもあった。自分の時代、ウン十年前は、こういった催しはなかったか、あっても首都圏で縁遠いものだった。
やはり少子化で大学全入時代と言われるだけあり、大学と受験生の関係も変わってきたと言えるだろう。
さて、そんな中、先日、「大学生の学力低下」について調べているという記者と雑談をした。
たしかに長い目でみればそう言えるだろう。
1 学生を確保したい大学
2 送り込みたい高校
3 少しでも上と見える大学に進学したい学生
の利害が一致し、より入りやすくなって学力低下を招いたというのが、よくある論理である。
しかし問題は「学力低下」だけだろうか。
もっと心配なのは、
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